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Storage Virtual Machine : [設定] > [ローカル ユーザおよびグループ] > [ネーム マッピング] : ネーム マッピングの概要 : ネーム マッピングの変換ルール

ネーム マッピングの変換ルール
Data ONTAPシステムは、Storage Virtual Machine(SVM)ごとに一連の変換ルールを使用します。各ルールは、パターンとリプレースメントという2つの要素で構成されます。変換は該当するリストの先頭から開始され、最初に一致したルールに基づいて実行されます。パターンはUNIX形式の正規表現です。リプレースメントは、UNIXのsedプログラムと同様に、パターンの部分式を表すエスケープ シーケンスを含む文字列です。
適切なマッピング ルールがあれば、ストレージ システムとは異なるドメインに属するユーザに対して、NTFSセキュリティ形式のボリュームへのNFSアクセスを付与することが可能です。
あるユーザがルールに一致して別のドメインのユーザにマッピングされる場合、そのドメインは信頼されている必要があります。SMBアクセスとNFSアクセス両方に関して、ほかのドメインのユーザにマッピングするためには、ドメイン間に双方向の信頼関係が必要です。
ユーザがルールに一致しても、ドメインが信頼されていないために認証できない場合、マッピングは失敗します。
SVMでは、双方向の信頼関係が確立されたすべてのドメインが自動的に検出され、それらを使用してマルチドメインのユーザ マッピングの検索が行われます。自動的に検出された信頼できるドメインではなく、信頼できるドメインのリストを独自に設定してネーム マッピングの検索に使用することもできます。
WindowsからUNIXへのマッピングでは、正規表現の大文字と小文字は区別されません。ただし、KerberosからUNIXへのマッピングと、UNIXからWindowsへのマッピングでは、大文字と小文字が区別されます。
たとえば、次のルールでは、"ENG"というドメインの"jones"というWindowsユーザが、"jones"というUNIXユーザに変換されます。
バックスラッシュは正規表現の特殊文字であるため、バックスラッシュを1つ追加してエスケープする必要があることに注意してください。
変換後のパターンには、キャレット(^)、アンダースコア(_)、アンパサンド(&)といった記号を、プレフィックスとして文字に付加できます。これらの記号はそれぞれ、すべて大文字にする、すべて小文字にする、先頭の文字だけを大文字にすることを指定します。たとえば次のように指定できます。
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バックスラッシュとアンダースコア(\_)、バックスラッシュとキャレット(\^)、またはバックスラッシュとアンパサンド(\&)のシーケンスに続く文字が数字でない場合は、バックスラッシュのあとの文字がそのまま使用されます。
次の例では、"ENG"というドメインの任意のWindowsユーザが、NISで同じ名前のUNIXユーザに変換されます。
2つのバックスラッシュ(\\)は、1つのバックスラッシュに一致します。丸かっこは部分式を表しますが、それ自体はどの文字にも一致しません。ピリオドは任意の1文字に一致します。アスタリスクは、直前の式の0回以上の繰り返しに一致します。上記の例では、ENG\のあとに1文字以上の任意の文字が続く文字列が一致します。変換後の\1は、最初に一致した部分式を表します。つまり、Windowsユーザ名がENG\jonesであるとすると、変換後はjones、つまりENG\のあとの名前の部分になります。
注: CLIを使用している場合は、すべての正規表現を二重引用符(")で囲む必要があります。たとえば、CLIで正規表現(.+)を入力するには、コマンド プロンプトで"(.+)"と入力します。Web UIでは引用符は必要ありません。
正規表現の詳細については、UNIXシステムの管理マニュアル、UNIXのsedまたはregexのオンライン マニュアル、または『Mastering Regular Expressions』(O'Reilly and Associates)を参照してください。


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